東京合唱団について
■当合唱団は1954年に故前田幸市郎先生を中心として創立された
60年の歴史を持つアマチュア混声合唱団です。 1989年前田幸市郎先生のご逝去によりしばらく活動を休止していましたが、1997年に前田幸市郎先生のご子息の前田幸康先生を指揮者としてお迎えして新生東京合唱団として再出発しました。2007年以降は前田幸康先生に音楽監督を委嘱しています。 レパートリーは西洋宗教(教会)音楽を中心としたオーケストラ付き混声合唱が中心です。
■バッハ、ヘンデル、モーツァルト、ブラームス、ブルックナー、フォーレなどの作品を
取り上げてきており、中には本邦初演の曲もあります。ソリストは勿論、オーケストラも小編成ながらプロの方にお願いしています。 従来からドイツを本拠として長年音楽活動をされてきた前田幸康先生は、2009年から日本に活動の拠点を移されており、私たち東京合唱団の活動もより幅広く活発になってきています。
■デュリュフレ作曲「レクイエム」オリジナル版を本邦初演しました
1967年11月28日火曜日に東京文化会館大ホールで行われた演奏で、旬刊合唱新聞(カワイ楽譜)に東京合唱団のデュルフレ・レクイエムの日本初演についての批評記事が掲載されました。
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■練習は原則毎週(年末年始、ゴールデンウィーク、8月旧盆前後を除く)土曜日の午後に行っています。
練習場所は渋谷区内の教会など、都内の会場で行います。また、前田先生によるご指導に加えて、声楽専門家による発声指導、音取り、歌詞付け、パート練習もあります。前田先生の音楽に魅せられて集まっている団員一同、定期演奏会に向けて、練習を重ねています。是非私たちと一緒に歌いませんか、練習の見学も受け付けております。皆様からのお問合せをお待ちしています。
【練習風景】(指導:前田先生)
【練習風景】(指導:前多先生)
東日本大震災メモリアル合唱団
2012 年、第1回東日本大震災追悼チャリティコンサート「鎮魂と復興への祈り」開催後、第2回同コンサートのために、東京合唱団が改めて呼びかけて結成された合唱団。東京合唱団有志の他に、これまでに台東区合唱連盟加盟の合唱団、上野学園大学・同短期大学部学生・同職員、学習院OB合唱団、東京大学音楽部OB合唱団アカデミカコール等の有志、および多数の一般の応募者が参加しています。
指導者紹介
音楽監督 指揮者
■前田幸康 先生
国立音楽大学卒業。チェロを小沢弘、黒沼俊夫、小野崎純、マルティン・オースタータークの各教授に師事。1974 年1月フライブルク市立交響楽団のメンバーとなる。指揮を前田幸市郎、伊達良、クラウス・ヘーベルマンの各氏に師事。1990 年以来日本において指揮活動をしている。W. A. モーツァルト「レクイエム」、J.G.L.モーツァルト「ミサソレムニス」(日本初演)、グラウンのオラトリオ「イエスの死」(日本初演)、ブラームス「ドイツレクイエム」、J. S. バッハ「ミサ曲ロ短調」「ヨハネ受難曲」、フォーレ「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、メンデルスゾーン「パウロ」等を指揮。1985 年よりプロアルテ・カンマー・オーケストラ・フライブルクのチェリストを務めた。同年にフライブルク市よりカンマームズィカーの称号を贈られ、1989 年には国際文化交流功労賞メダルを同市より授与された。2009 年には日本国外務省の国際文化功労賞を受賞。元上野学園大学音楽部弦楽学部主任教授。東京合唱団音楽監督。
声楽・練習指導
■前多孝一 先生 (テノール)
国立音楽大学声楽科卒業、ウィーンアカデミー音楽大学オペラ科卒業、10年間にわたりドイツのウルム市立歌劇場、キールオペラハウスとソロ専属契約、その後4年間フリー歌手として数々の歌劇場でゲスト出演。帰国後、沖縄県立芸術大学で教鞭をとり平成24年教授を退官。
■松浦 恵 先生 (メゾ・ソプラノ)
山形大学地域教育文化学部音楽芸術コース卒業を経て、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻(独唱)修了。G.マーラーの歌曲研究で修士号取得。第4回東京国際声楽コンクール第一位、および東京新聞賞受賞。第3回日光国際音楽祭声楽コンクール準大賞。数々の宗教曲のソリストをはじめ、全国各地で演奏活動を行なっている。
■横森由衣(よこもり ゆい) 先生 (ソプラノ)
神奈川県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程オペラ専攻修了。
第35回飯塚新人音楽コンクールにて第二位、二期会オペラ研修所第61期マスタークラス修了時に優秀賞受賞。
バッハ《ロ短調ミサ》、ヘンデル《メサイア》、モーツァルト《ハ短調ミサ》、ベートーヴェン《第九》、フォーレ《レクイエム》等のソリストを務める。
オペラには、東京二期会公演《メリー・ウィドウ》ジュジュ、《魔笛》童子Ⅰ、《フィガロの結婚》花娘等で出演。二期会会員
練習ピアニスト
■大場智子 先生
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学器楽科ピアノ専攻卒業、同大学院修了。国際ロータリ-財団の奨学生としてシュトゥットガルト国立音楽大学大学院に留学し最優秀で修了、さらにソリストコース修了とともにドイツ国家演奏家試験に合格。1995年より3年間藝大弦楽科伴奏助手を務めた。1997年のドイツ・バーデンバーデンフィルハーモニー管弦楽団との共演は、地元紙より絶賛を受ける。
現在はアンサンブルを中心に活動、また宗教曲を中心に合唱団のピアニストとしての経験も多く積んでいる。
■三木 蓉子 先生
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学器楽科を経て、同大学大学院室内楽科修士課程修了。カタルーニャ高等音楽院(スペイン)修士課程修了。
第1回ヴァレッタ国際コンクール第1位。第4回スペイン音楽コンクール第1位グランプリ受賞。第24回市川市新人演奏家コンクール優秀賞受賞。第3回ロシアンピアノスクール選抜演奏会に出演。
これまでにピアノを金井玲子、中山靖子、迫昭嘉、藤井一興、ピエール・レアク、室内楽を松原勝也、オルガンを坂戸真美の各氏に師事。
■水野 彰子(みずのしょうこ) 先生
東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。同大学院修士課程室内楽研究分野を首席で修了。大学院アカンサス音楽賞受賞。
現在、新国立劇場音楽スタッフ、藤原歌劇団団員日本オペラ振興会会員。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、BS-TBS「日本名曲アルバム」NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部」出演。SHALONE株式会社 代表取締役。
水野彰子 Shoko Mizuno (@ooshookoooo) | Twitter
クラシック音楽 | SHALONE
■山口亜弥子(やまぐちあやこ)先生
国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業、ノルウェー王立ベルゲン大学グリーグ音楽院修士課程修了。ピアノを荒井恵美、稲葉典子、伯田昭子、E.ロッティンゲン、長尾洋史の各氏に師事。第10回日本アンサンブルコンクール小佐野英子賞(リートデュオ部門第1位)など受賞多数。日本演奏連盟、日本音楽教育学会、日本・ノルウェー音楽家協会、日本グリーグ協会、各会員。現在、鶴見大学短期大学部、川口短期大学、各非常勤講師。
東京合唱団へのお問い合わせ
東京合唱団 事務局
・メール: tokyochor1954@gmail.com